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📌 この記事でわかること
- 映画「ルックバック」実写版のメインロケ地・秋田県にかほ市で訪ねたい5スポット
- 各スポットのアクセス難易度★・聖地再現度★・Google マップ
- 象潟エリアへのアクセス方法(電車・車)と最適な訪問シーズン
- にかほ市1泊2日モデルコースと周辺観光情報
藤本タツキの同名漫画を原作とした映画「ルックバック」は、2024年のアニメ映画版に続き、2026年9月11日に是枝裕和監督・出口夏希・蒔田彩珠のW主演で実写版が公開されます。原作・アニメ版の舞台として話題を集めた秋田県にかほ市は、実写版でもメインロケ地となったことがにかほ市から発表されています。
ただし作品内の具体的な撮影場所は公表されていません。(詳細は実写映画『ルックバック』公式サイトで確認できます)
穏やかな田園風景と日本海が交わるこの土地は、作品の持つ静かな感動と完璧にリンクしています。本記事ではにかほ市・象潟エリアで作品の空気感を味わえる5スポットを、アクセス・見どころ付きで詳しくご紹介します。なかには作品に直接登場しない周辺の観光スポットも含まれます。なお各スポットの「アクセス難易度」「聖地再現度」は公式情報ではなく、編集部による主観的な評価です。
※実写版の具体的な撮影場所は2026年8月2日時点で公表されていません。にかほ市および同市観光協会は「にかほ市を中心に、地域住民や小中学生の協力のもと四季を通して撮影が行われた」と発表するにとどめ、ロケ地と思われる場所や個人への直接の取材を控えるよう呼びかけています。本記事で紹介するのは、原作・アニメ版に描かれた風景と雰囲気が重なるにかほ市・象潟エリアの観光スポットです。
「ルックバック」の舞台・秋田県にかほ市とは
秋田県にかほ市は、秋田県南部・日本海沿岸に位置する人口約2万1,500人(2026年6月30日現在)の市です。象潟(きさかた)地区を中心に、南には日本百名山のひとつ・鳥海山がそびえ、田園地帯には国の天然記念物「象潟」に指定された九十九島が広がります(1934年指定。2024年10月の追加指定で島数は105島/出典:にかほ市公式サイト)。「東の松島、西の象潟」と称された景勝地として江戸時代から知られており、松尾芭蕉も「奥の細道」でこの地を訪れました。
映画「ルックバック」の原作漫画に描かれた田んぼ道・海・空の広大な風景は、このにかほ市の風土と非常に近い雰囲気を持っています。実写版については、にかほ市を中心に地域住民や小中学生の協力のもと、四季を通して撮影が行われたことがにかほ市から発表されています。
まずは、これから紹介する5スポットを「回りやすさ」と「作品の空気感への近さ」で並べて比べておきましょう。時間が限られている方は上の2つ、じっくり浸りたい方は下の3つを軸に組み立てると迷いません。
| スポット | 象潟駅からの移動 | アクセス難易度 | 聖地再現度 |
|---|---|---|---|
| 象潟駅前エリア | 駅を出てすぐ(徒歩のみ) | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| 九十九島 | 車ですぐ・徒歩でも可 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| 横岡地区・棚田エリア | 車が便利(公共交通は便数限定) | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
| 奈曽の白滝 | 車+森の遊歩道を往復 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 元滝伏流水 | 車+平坦な道を徒歩 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
1. 象潟駅前エリア(秋田県にかほ市象潟)
| 住所 | 秋田県にかほ市象潟町字家の後(象潟駅) |
|---|---|
| アクセス | JR「象潟駅」下車すぐ。東京から新幹線+在来線で約4時間50分〜5時間30分 |
| アクセス難易度 | ★★☆☆☆(駅前なので到着後の移動は不要) |
| 聖地再現度 | ★★★★☆(駅周辺の街並み・田んぼ道が原作の空気感と一致) |
| 入場料 | 無料(公共エリア) |
にかほ市・象潟エリアを巡る起点となるのが象潟駅です。駅を出ると広大な田んぼと鳥海山を望む風景が広がり、「ルックバック」の主人公ふたりが歩いた田んぼ道の空気感をすぐに感じられます。駅から半径1km圏内を歩くだけで、作品の世界観にどっぷりと浸れます。
象潟駅の待合室内には観光案内所があり、にかほ市の観光パンフレットを入手できます。ボランティアの方による運営で開設日・時間が限られるため、訪問前ににかほ市観光協会の公式サイトでご確認ください。
2. 九十九島(くじゅうくしま)
| 住所 | 秋田県にかほ市象潟町(蚶満寺前の田んぼ一帯) |
|---|---|
| アクセス | 象潟駅から車で約5分。徒歩でも向かえますが、所要時間は経路により異なるため地図アプリでご確認ください |
| アクセス難易度 | ★★☆☆☆(駅から近く、徒歩でも向かえます) |
| 聖地再現度 | ★★★★★(田んぼの中に島状の小丘が点在する唯一無二の風景) |
| 見頃シーズン | 5〜6月(田植え直後の水鏡)・9〜10月(黄金の稲穂) |
象潟エリアを代表する風景として知られるのが、この九十九島です。鳥海山の山体崩壊で発生した岩なだれがつくった小島(流れ山)が、1804年の象潟地震による隆起で陸地となり、田んぼの中に無数の島状の木立が点在するという、日本でここだけの景観が広がります。水鏡と稲穂、どちらの見頃に訪れても「映画の中の世界に飛び込んだ」ような体験ができます。
蚶満寺(かんまんじ)の境内から眺めるアングルは、松尾芭蕉が詠んだ「象潟や 雨に西施が ねぶの花」の情景そのものです。映画「ルックバック」のキャラクターたちが背負った「見たことのない景色を見たい」という衝動は、この九十九島の前に立つと自然に理解できます。
3. 横岡地区・棚田エリア(象潟の田んぼ道)
| エリア | 秋田県にかほ市象潟町横岡地区の棚田(鳥海山麓の石積み棚田) |
|---|---|
| アクセス | 象潟駅から車で10〜15分程度(目安)。棚田エリアへ直行する路線バスの案内はなく公共交通の便が限られるため、車での移動が便利です(2026年08月時点・にかほ市公式サイトのコミュニティバス路線案内による) |
| アクセス難易度 | ★★★☆☆(公共交通の便が限られるため車が便利) |
| 聖地再現度 | ★★★★★(原作・アニメ版に描かれた田んぼ道の雰囲気を感じられる眺め) |
| 注意事項 | あぜ道を含む私有農地への立入禁止。撮影は公道からにとどめること |
「ルックバック」で何度も登場する、どこまでも続く田んぼ道。主人公のふたりが自転車で駆け抜けるシーン、ひとりで原稿を持って歩くシーン——これらの雰囲気を最も直接的に感じられるのが、横岡地区の棚田エリアです。鳥海山を背に、日本海に向かって緩やかに下る棚田の田んぼ道は、方向によってまったく異なる景色を見せてくれます。
ここは地元農家の方々が大切に守ってきた生産の場でもあります。撮影は公道からにとどめ、あぜ道を含む私有農地には絶対に立ち入らないでください。その配慮があってこそ、作品に描かれた風景と重なる眺めが今も保たれています。
4. 奈曽の白滝(なそのしらたき)
| 住所 | 秋田県にかほ市象潟町小滝字奈曽沢大ヒド(金峰神社の境内奥) |
|---|---|
| アクセス | 象潟駅から車で15〜30分程度(目安・経路により異なります)。無料駐車場あり |
| アクセス難易度 | ★★★☆☆(車必須・遊歩道あり・徒歩往復30分) |
| 聖地再現度 | ★★★☆☆(作品の「奥に広がる世界」的な神秘性がある) |
| 入場料 | 無料 |
| 注意事項 | 冬季は積雪・凍結により遊歩道の状況が変わる場合があります。閉鎖期間は公表されていないため、訪問前ににかほ市観光協会(TEL:0184-43-6608)へ最新の通行状況をご確認ください |
鳥海山を流れる雪解け水が森の中に轟々と落ちる奈曽の白滝は、にかほ市が誇る隠れた絶景スポットです。「ルックバック」に直接登場するわけではありませんが、作品のテーマである「もし違う選択をしていたら——」という問いかけが、この深い森と落下する白い水柱の前に立つと、自然に心に浮かんできます。
森の中を進む遊歩道は、作品の主人公が駆け抜けた「どこかへ続く道」そのもの。滝の前では轟音と水しぶきの冷気が包み込み、スクリーンとは別次元のリアルな体験ができます。足元が濡れやすいので、歩きやすい靴で向かうと安心です。
5. 鳥海山・元滝伏流水
| 住所 | 秋田県にかほ市象潟町関元滝 |
|---|---|
| アクセス | 象潟駅から車で約15〜20分(2026年08月時点の各観光案内による)。駐車場から徒歩10分程度(平坦な道) |
| アクセス難易度 | ★★★☆☆(車で向かい、平坦な道を歩きます) |
| 聖地再現度 | ★★★☆☆(神秘的な水辺の風景が原作のトーンと合致) |
| 入場料 | 無料 |
鳥海山の雪解け水が地下に浸透し、苔むした岩壁から無数の水脈となって湧き出す「元滝伏流水」は、日本でも珍しい幻想的な景観です。緑の苔の壁から流れ出す白い水の帳は、映画のラストシーンに漂う静かな「続いていく時間」の感覚を体で受け取る場所です。
「ルックバック」は「もしも」を問い、それでも「今ここにある絵を描き続ける」ことを肯定した作品です。元滝伏流水の前では、止まることなく流れ続ける水を見ながら、その静かな肯定に触れる時間を過ごせます。
にかほ市へのアクセス方法
| 出発地 | ルート | 所要時間 | 料金目安 |
|---|---|---|---|
| 東京から | 秋田新幹線「こまち」→秋田駅→羽越本線「象潟駅」 | 約5時間30分(乗り継ぎ時間含む・2026年8月2日検索) | 約17,000〜20,000円(片道) |
| 仙台から | 秋田新幹線「こまち」→秋田駅→羽越本線「象潟駅」 | 約4時間(乗り継ぎ時間含む・2026年8月2日検索) | 約12,000円 |
| 車(東京から) | 東北自動車道→秋田自動車道→日本海東北自動車道→象潟IC | 経路・交通状況により大きく異なるため、事前にルート検索でご確認ください | 出発地点・経路・ETC割引により変動するため、事前に高速道路料金検索でご確認ください |
| 仙台から車 | 東北自動車道→秋田自動車道→日本海東北自動車道→象潟IC | 経路・交通状況により大きく異なるため、事前にルート検索でご確認ください | 出発地点・経路・ETC割引により変動するため、事前に高速道路料金検索でご確認ください |
にかほ市内を効率よく巡るには、レンタカーが便利です。象潟駅周辺の営業所は限られるため、事前に営業所と車両の空き状況をご確認いただくか、秋田駅・羽後本荘駅周辺で借りると安心です。車を使わない場合は、象潟合同交通が運行する予約制の乗合タクシー(象潟駅発着コースあり・季節運行)を利用する方法もあります。運行期間・料金・予約方法は象潟合同交通の公式サイトでご確認ください。
最適な訪問シーズン
| シーズン | 見どころ | 注意点 |
|---|---|---|
| 5〜6月(田植え) | 水田の水鏡に空と鳥海山が映る。九十九島が最も美しい | 農繁期のため農道は農作業車優先 |
| 7〜8月(夏) | 青空と緑の田んぼのコントラスト。海水浴と組み合わせ可 | 日差しが強い。帽子・日焼け止め必須 |
| 9〜10月(稲穂・秋) | 黄金色の棚田が絶景。映画公開(9月)に合わせた訪問に最適 | 収穫作業時期。農道への立入に注意 |
| 11〜4月(冬) | 雪の鳥海山が壮大。日本海の荒波 | 積雪期は棚田道路が通行不可の場合あり。奈曽の白滝の遊歩道を含め、当日の通行状況やクマの出没情報はにかほ市観光協会(TEL:0184-43-6608)へご確認ください |
作品の空気感を最優先するなら、田んぼが水鏡になる時期か、稲穂が色づく時期を選ぶのが無難です。冬は雪の鳥海山という別の魅力がある一方、通行状況やクマの出没情報の確認が欠かせません。どの季節でも農作業が優先という点は変わらないので、農道での行動には気を配りましょう。
にかほ市1泊2日モデルコース
| 1日目 午後 | 秋田駅でレンタカーを借り象潟へ(所要時間は経路・交通状況により異なるため、事前にルート検索でご確認ください)。象潟駅前に荷物を置き、九十九島・蚶満寺を散策。夕方の九十九島の逆光が絶景 |
|---|---|
| 1日目 夜 | にかほ市内または象潟の宿に宿泊。新鮮なハタハタ・岩牡蠣など秋田の海の幸を堪能 |
| 2日目 早朝 | 日の出前後(5〜6時)に棚田エリアへ。朝霧と朝日で田んぼ道が輝く。映画シーンの再現度MAX |
| 2日目 午前 | 元滝伏流水(駐車場から往復20分程度)→奈曽の白滝(往復30分)。森林浴と作品世界の余韻に浸る |
| 2日目 午後 | 道の駅象潟「ねむの丘」で温泉入浴(4階の展望温泉「眺海の湯」から日本海を一望)&お土産購入。秋田駅へ帰路 |
この行程は車を前提に組んでいます。棚田は光の条件で表情が大きく変わるため、朝いちばんに棚田、午後に温泉という順番にしておくと、移動も無理がありません。日帰りにするなら滝のエリアを外し、駅前と九十九島に絞るのが現実的です。
聖地巡礼のルール・マナー
本記事で紹介したスポットは、地元農家・住民の生活の場でもあります。以下のルールを必ず守って訪問してください。
- 農地・私有地への立入禁止:田んぼの中や農道(農家専用)への立入は絶対NG。道路・公道からの撮影にとどめましょう。
- ゴミは持ち帰る:農村エリアにゴミ箱はほぼありません。ジップバッグを持参しましょう。
- 農繁期(田植え・収穫)は農作業最優先:農機が通る道では必ず道を譲りましょう。
- 深夜・早朝の住宅地周辺は静粛に:象潟駅前は住宅地です。夜間の大声・車のアイドリングは控えましょう。
- 地元へのお土産・食事で地域還元を:道の駅象潟や地元食堂の利用が聖地を守ることにつながります。
まとめ:「ルックバック」の世界は秋田にかほ市にある
- 映画「ルックバック」実写版(2026年9月11日公開)のメインロケ地となった秋田県にかほ市は、鳥海山・九十九島・棚田という日本でも唯一無二の景観を持つ場所です。
- 作品のテーマである「才能と孤独、そして創り続けること」への共鳴は、この土地の風景の前に立つとより深く刻まれます。
- 稲穂が色づく9〜10月は、映画公開の時期とも重なるおすすめの訪問タイミングです。
ただし公開直後は混雑も予想されるため、地元の生活や農作業に配慮した、余裕のある日程でお出かけください。ぜひ現地で映画の余韻を味わってください。
よくある質問
実写版「ルックバック」のロケ地はどこですか?
にかほ市がメインロケ地であることは同市から発表されていますが、作品内の具体的な撮影場所は公表されていません。本記事では象潟駅前や九十九島、棚田エリアなど、原作・アニメ版に描かれた風景と雰囲気が重なるスポットを紹介しています。
車がなくてもスポットを巡れますか?
象潟駅前エリアは駅を出てすぐ、九十九島も駅から近く徒歩でも向かえます。棚田や滝のエリアまで足を延ばすなら、レンタカーか象潟合同交通の予約制乗合タクシーが現実的です。コミュニティバス「小砂川線」は便数が限られ、日曜・祝日・年末年始は運休します。
日帰りで全スポットを回れますか?
スポットが市内に点在するため、滝や鳥海山エリアまで足を延ばすなら1泊2日がおすすめです。本文にモデルコースを掲載しています。
訪問はいつの季節を選べばよいですか?
田んぼが水鏡になる田植え直後と、黄金色の稲穂が広がる時期が九十九島・棚田の見頃です。映画公開と重なる秋は特におすすめですが、公開直後は混雑も予想されるため余裕のある日程を組んでください。冬は積雪で棚田の道路が通行できない場合があります。
ロケ地と思われる場所を訪ねてもよいですか?
にかほ市および同市観光協会は、ロケ地と思われる場所や個人への直接の取材を控えるよう呼びかけています。本記事で紹介しているのは観光スポットのみで、農地・私有地への立入は避け、撮影は公道からにとどめてください。




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